ミズノ グラインドオーダー会
2017年9月30日に当店で開催したミズノ グラインドオーダー会。
その時に作って頂いたアイアンが続々と完成致しましたのでご紹介!
ミズノ グラインドオーダー会とは
当店では年1回のみ毎年恒例のグラインドオーダー会。年々開催される店舗が減っているので、 遠方からお越しいただく方も増えてきております。
そんなグラインドオーダー会とは、 アイアンを好みの形状に削ったりスイングのクセに合わせて削りによって重心距離を長くしたり短くしたり。
なんてことが出来るミズノのスペシャルオーダー会です。
Mizuno Pro 118のトゥ側をもうちょっと角を立たせたい…
逆にトゥ側にもっと丸みが欲しい…
Mizuno Pro 918では易しさと飛距離性能はそのまま重心距離を短くして操作性も向上させたい…といった内容に可能な限りで応えてくれます。
実際に当日はフィッティングをさせて頂き内容が決まってからは、 クラフトマンである
佐竹さんと削ってはシャフトを仮挿しして確認。さらに修正。を繰り返し自分好みの顔に
するこができます。気分はまさにプロゴルファーです笑
クラフトマン 佐竹 政寛
1989年ミズノ入社。アイアンヘッド研磨のスペシャリスト。その習得には長い年数と経験が必要とされ、鉄の塊からヘッドを削りだせる人間は全国的にも数少ない。その中の一人が佐竹である。抜群のセンスで仕上げていく卓越した技に、多くの信頼を寄せられている。クラフトマンの中でも貴重な存在となっている。
オーダー内容
グラインド内容
トップエッジ: 4mmネック:すっきり
ソール:トリプルカットソール
バックフェース:トゥ側 段無し(ヒール重)
製作でのこだわり
現在MP-5をお使い頂いていたお客様で、 以前も易しくしようとJPX 800フォージド などもお試し頂くが重心距離が長くなるとどうしても出球が安定しなかった。また、入射角も少しきつめのダウンブローだったので、重心が低すぎるアイアンはどうしても弱々しい球が出る傾向だった。
今までのグラインドオーダーではMizuno Pro 918レベルの易しいアイアンは削ることが出来なかったが、 今回から可能になったのでテーマは
「飛距離性能、易しさに加えマッスルバックからの乗り換えでも違和感のないアイアン」
に決定!!
特にお客様自身も重心距離によるヘッドの返り方には敏感で、そこをMP-5に近づけることに。その為、プロパー品ではトゥ側に段があるはずの所を全て削り重心をヒール寄りに。
構えた時の顔も今までと違和感が出ないよう、 トップブレードを薄く、ネック周りをすっきりと見える削り方にした。
ソールに関してもMP-5に近づける為、 トリプルカットソールを採用。
接地面積を少なくすることにより抜けの向上を実現。
完成品画像
完成品画像に関しては、ブログへの掲載をご了承頂けた方分のみを掲載しております。バックフェース
フェース
アドレス時の見た目
ソール
プロパー品との比較画像
バックフェース(上 グラインド 下 プロパー)
フェース(左 グラインド 右 プロパー)
アドレスの見た目(左 グラインド 右 プロパー)
ソール(左 プロパー 右 グラインド)
まとめ
ミズノ グラインドオーダー会 完成品① いかがだったでしょうか?アイアンの顔の好みは人それぞれの為、 このまま使ってみたい!と思う方もいれば
もう少しここをこうして…と思う方もいらっしゃると思います。一度自分好みのアイアンを作製して、 使用してみると中々普通のアイアンには戻れません笑
プロが自分のアイアンを作製する時と同じことが体験できる、 非常に価値のあるイベントだと思います。気になった方はぜひお問合せくださいませ。
また少しずつになりますが、 完成品のご紹介をしていく予定ですのでお楽しみに!
完成品②はこちらから
Mizuno Pro 118 超拘り仕様 グラインドオーダー アイアン完成品②
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